【理念系・事例】大手企業が考えるコワーキングのあり方について
全国数百店舗展開している大手企業によるパネルディスカッション
登壇者
吉田 篤史
野村不動産株式会社
都市開発第一事業本部 H¹T事業部 事業課長
働く時間・場所がフレキシブルになることで、対応するオフィスの場所や規模が求められています。 リモートワーク併用のため、社内会議も参加者の住まいの近くでなど、本社以外のオフィス需要も高まっています。
そのようなニーズに応えるべく、当社のビルラインナップとして、 クオリティースモールオフィス「H¹O」、中規模ハイグレード型オフィス「PMO」、 大規模オフィス等の本社に加えて、時間貸しサテライト型シェアオフィスである「H¹T」の組み合わせのご提案を行っています。
H¹T
サテライト型シェアオフィス「H¹T」は、首都圏を中心に150店超を運営している、時間貸しのシェアオフィスです。 WEB会議に適した1名用個室を多数ご用意しており、 オープンスペース、会議室など働く様々なシーンに応じて、ご利用可能となっています。
入会費・年会費はかからず、完全従量課金制で、15分110円からご利用いただけます。 なお、店舗は無人運営となっており、予約システムに連動した電子錠で入退室ができる仕組みとなっています。 現在、ご利用者様のお声を受けまして、提携店様ご協力のもと、 全国47都道府県の店舗を、H¹T予約システムを通じてご利用可能となっています。
永塚 慎一
東急株式会社
1998年 住友不動産株式会社入社 オフィスビルのテナントリーシング、用地買収業務に従事
2006年 東京急行電鉄株式会社(現 東急株式会社)入社 沿線住宅開発業務、オフィスビルのテナントリーシング業務に従事
2016年 社内起業家育成制度第一号案件「NewWork」の立ち上げ
現在に至る。
NewWork
NewWorkは、東急株式会社が運営する業界最大規模の店舗数を誇る 法人企業相乗り型サテライトシェアオフィスです。 特色が異なる「直営店」・「ホテル客室」・「提携店」・「提携個室ブース」をあわせもち、 その時々のニーズに応じた使い分けを可能にします。
首都圏のみならず日本全国に店舗網を拡大しており、 新しい働き方への対応、ワークライフバランスの推進、生産性の向上、通勤ストレスの軽減など、 より快適で働きやすい環境の実現を目指しています。
高戸 佑輔
カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社
カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社 新業態開発本部 事業開発部 兼 営業統括部 部長
1984年生まれ、茨城県出身。2008年に早稲田大学卒業後、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社に入社。
TSUTAYA、蔦屋書店、T-SITEなどのリアル空間の店舗企画、開発業務に従事。
2020年度から新業態としてスタートした「SHARE LOUNGE」の多店舗化のための店舗開発、パートナー営業、BtoBマーケティングなどの業務を推進。
SHARE LOUNGE
SHARE LOUNGEは、シェアオフィスやコワーキングスペースのような利便性や快適性、カフェラウンジのような居心地の良さを持ち合わせた施設で、カフェとしてもオフィスとしてもご利用いただくことができます。
全店舗にフリードリンク&ナッツや超高速Wi-Fiなどの充実したアメニティを備えているほか、人と人が出会うコミュニティの場として、さまざまなワークショップやトークイベントなどを開催しています。
料金形態も、ドロップインでの時間課金利用、1日利用料金、各地の様々な拠点が利用できる多拠点プレミアムプランなど、お客様の利用スタイルにあわせた料金形態をご用意しております。
ファシリテーター・モデレーター
星野 邦敏
株式会社コミュニティコム 代表取締役
一般社団法人コワーキングスペース協会 代表理事
1978年11月生まれ。埼玉県さいたま市出身。
2001年3月、中央大学法学部法律学科卒業。卒業後、約5年間実家に引き篭もる。2006年1月、税理士法人に勤め始めるとともに、副業でホームページの制作を始める。2008年1月、副業が本業となり、株式会社コミュニティコム設立。
東京都内にIT事業会社としてのオフィスを構えるが、東日本大震災以降に被災地でホームページ制作の仕事を教える等の講師を行ったことがキッカケで、生まれ育った地元に戻って活動をしたいと思い、2012年12月、「コワーキングスペース7F(ナナエフ)」の運営を開始するとともに、拠点を埼玉県内に移す。その後、埼玉県内で11施設の運営を行う。
他、スマートロックを活用して、ドアの施錠・解錠と入退室履歴の管理、月額制課金・従量制課金の請求〜入金までを自動で行う「むじんLOCK」の開発責任者。
Yahoo!ニュースなどにもコンテンツ配信している「大宮経済新聞」「浦和経済新聞」「秩父経済新聞」の編集長。
見沼田んぼ地域に畑を4反借りて、子どもと一緒に農業体験をしつつ育った農作物を一緒に販売する商売体験も行う「あきないキッズ」プロジェクトや、ヒマワリ迷路畑プロジェクトなどを行っている。
一般社団法人コワーキングスペース協会の代表理事、一般社団法人さいたま市地域活性化協議会の代表理事、NPO法人クッキープロジェクトの理事、などを務める。ホームページ制作ツールのWordPress関連書籍の執筆多数。
2013年6月から「コワーキングスペース運営者勉強会」を全国各地のコワーキングスペースを会場としながらその施設の話を聞きつつ見学しつつ参加者同士が交流するイベントをほぼ毎月主催。通算で100回以上開催している。
2023年6月「よくわかるコワーキングスペース開業・運営の教科書」を共著にて執筆、出版。
コワーキングスペース7F(ナナエフ)
埼玉県さいたま市の大宮駅近くで、2012年12月から、「コワーキングスペース7F(ナナエフ)」を運営。さいたま市周辺地域において創業支援と地域活性化のための共創空間を目指して約11年半、定休日無しで朝7時〜23時まで毎日営業しています。
他、埼玉県内において、「シェアオフィス6F(ロクエフ)」「貸会議室6F(ロクエフ)」(さいたま市)、「シェアキッチンCLOCK KITCHEN」(さいたま市、川口市、川越市)、「インターネット動画配信スタジオChiemo」(さいたま市)、「サウナ付き一棟貸し宿泊施設・テレワーク施設ocomori」(秩父郡横瀬町)などを直営。いずれも、地域で活動する人・活動したい人のための創業支援と地域活性化を目的としています。
また、「コワーキングスペース7F(ナナエフ)」の運営経験を活かして、旧・埼玉りそな銀行川越支店を利活用したコワーキングスペース「Resona Kawagoe Base +」(川越市)の施設運営受託業務を行っています。